養真太極拳の紹介
- youngzentao

- 2024年9月8日
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太極拳 道家伝 養真太極拳会は、中国仙宗道脈金山派より継承しています。

2009年 韓国ソウルにて第12回ワールドカップ武術大会開催 太極拳金メダル獲得
起源 台湾へ伝わった太極拳
1949年、国民党政府の中国大陸から台湾への移転に伴い、道伝仙宗金山派の5世伝人の上明子こと楊玉振師祖(筆者の大師匠、享年103才)は台湾に渡り、武術界の先賢の方々と全台湾の各県市村にて太極拳レッスンを開催し、延べ十万人もの市民へ普及展開されました。
数年後、中華民国政府への武術運動協会の設立申請を決意し、紆余曲折を経ても企画を続け、ようやく念願の中華民国太極拳協会(現太極拳総会の前身)の設立が承認され、道伝太極拳の台湾伝承の志の始まりとなりました。
養真太極拳会の成立
その後、楊玉振師祖の一番弟子である隋滌秋師爺(筆者の師匠、享年95歳)が引継ぎ、数十年にわたり各機関や学校にて太極拳レッスンを開催し、延べ2万人以上の市民に広めました。晩年、隋師爺は伝人弟子に「金山派は何代にも渡って受け継がれてきた。武道の作法は長年の月日をかけて自然と身につくものであり、武道の高みを極めた師範者のみ、次世代へ継承できるものとする」との金山派秘伝に沿い、「養真太極」とご自身で名付けられた太極拳協会の設立に同意されました。
2006年、仙宗金山師範の武芸伝承の組織構造を確実なものにするために、中華民国内政部(内務省に相当)に、研究、整理、学練、伝承の4つの要項に基き、道家太極拳の養生功法を本格的に根付かせ、社団法人中華台北養真太極拳協会としての設立が承認され、伝統的な道家太極拳を伝授しています。
国際武術連盟チャイニーズ台北支部の設立
2007年、国際武術連盟総会IMAF(1970年米国にて設立)の会長である江志成博士は米国から視察のため台湾を訪れ、チャイニーズ台北養真太極拳協会に対し、国際武盟チャイニーズ台北支部の設立の全権限を付与なさいました。優秀隊員の結成とトレーニングを重ね、国際武術連盟総会主催の世界各地でのワールドカップ武術大会や各国での武術文化交流イベントへ参加し、これまで世界各地を歩き渡り、優れた成績を数々積み上げてきました。
これまでの歩み
道伝金山派が1949年より台湾に太極拳を展開されてから、7世伝人は50年の伝統武術学習‧経験歴、20 年以上の指導経験、長年の国際武術大会の経歴等を有しており、伝統太極拳武術や体づくり‧スポーツに興味ある方に少しでもお役に立てると幸いです。
注:養真の太極拳師範らは、台北市青年救国団および劍潭青少年活動センターにて20 年以上の太極拳指導歴がございます。幸運にも、太極拳に熱心で素晴らしい仲間に数多く恵まれ、心から感謝しております。








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