武術気功八段錦
- youngzentao

- 2024年9月28日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年11月15日

国際武術連盟総会チャイニーズ台北支部
チャイニーズ台北養真太極拳会
2013
簡単な紹介
「武術気功八段錦」とは非常に素晴らしい鍛錬法で、体・心・魂を深く、ひとつに繋げることができます。長期的に武術気功八段錦の稽古を重ねることで、人体の筋肉に豊かな弾力をもたらし、体内の気と血の循環がスムーズとなります。また、心と魂もより一層深い落ち着きが得られ、ハーモニーを体験することが可能となります。簡単に言うと、身体の健康回復や生きるために欠かせない大切な気を養うのに役立ちます。
なぜ「武術気功八段錦」と名付けられたかというと、「武術」は体の動作に対する訓練の心構えであり、各動作には厳しい基準が求められます。
「気功」は、意識と体の動作に合わせた呼吸法の一種です。
「八段錦」は中国古代から伝わる気功の伸展運動で、計八種類の動作から成ります。
動作の簡易説明
預備勢(ユゥ・ベィ・シィ)
両足をそろえて立ち、身体を正しリラックスします。自然に呼吸し、目は前を見ましょう。

1 兩手托天理三焦 (リャン・ショ・トゥォ・テン・リ・サン・ジャオ)
両肘を上に向け、全身を垂直方向に沿って伸ばしましょう。

2 左右開弓似射雕(ツォ・ヨウ・カイ・ゴン・シ・シェ・ディァオ)
両手を左右に開き、射術に構えます。弓術をイメージし、腰を回しながら、腕は水平方向に沿って左右に伸ばし、矢を射るような姿勢になります。


3 調理脾胃須單舉 (ティァオ・リ・ピ・ウェイ・シー・ダン・ジュー)
脾胃の調整に単挙を必要とします。重心を右(左)に移し、上体を右(左)足底から上に伸ばすと同時に、右(左)腕を上に伸ばし、左(右)腕を下に押さえましょう。


4 五癆七傷向後瞧(ウー・ラォ・チ・シャン・シャン・ホウ・チァオ)
馬歩に構え、上半身を腰、胸部から頭部まで左右の後ろ向きに捻転しましょう。


5 搖頭擺尾去心火 (ヤォ・トウ・バイ・ウェイ・チイ・シン・フォー)
馬歩に構え、上体を前に屈み、左右に捻転しましょう。


6 兩手攀足固腎腰(リャン・ショウ・パン・ズー・グー・シェン・ヤォ)
両足をやや開いて立ち、両腕を開き上へ精一杯伸ばしましょう。

(側面の写真)

7 攢拳怒目增氣力(ザン・チュエン・ヌ・ム・ゼン・チ・リ)
馬歩に構え、腰を回して単拳(片方のこぶし)を前に突き出し、目は前を見据えましょう。


8 背後七顛百病消 (ベイ・ホウ・チ・ディェン・バイ・ビン・シァオ)
全身直立し、足のつま先と踵を上下に動かしましょう。
(側面の写真)

両掌を丹田で重ね、心で己の内の省みに専念しましょう。









コメント