学拳容易練拳難(学びは簡単、習練は困難)
- youngzentao

- 2024年9月8日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年11月15日
学ぶことは段階別に区切られますが、稽古は一生続けるものです。
太極拳の稽古を日常生活に取り入れ、春夏秋冬、昼も夜も、雨の日も晴れの日も、コツコツ続けるのです。

太極拳の練習は練功(武術の鍛錬)であり、ひよこの孵化と同じように、最初から最後まで貫き通さなければなりません。カンフーとは、月日をかけて練習を重ねてようやく洗練され、磨き上げられるものです。

太極拳の武術としての技を学んだら、勤しんで稽古に励み、自発的に鍛えましょう。学んだ分、技も追いつくように稽古に打ち込むべきです。
太極拳の套路(とうろ)を知るだけでは足りません。武術の技と太極拳の悟りを心得てほしいものです。

太極拳理論の「拳経」および「拳論」は太極拳の指導の標準法則であり、正確な太極拳を学ぶうえでの指標と拠り所です。
太極拳の套路(とうろ)のみを繰り返しても、練功(武術の鍛錬)を工夫しない限り、中身が空っぽになってしまいます。太極拳の稽古に近道はありません。勤しんで稽古を重ねることではじめて、真の太極拳の世界を切り開くことができるのです。








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